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紙媒体広告の訴求力はどのくらい?電子広告への移行は本当に必要なのか

世の中には、様々な形の紙媒体の広告が出回っています。例えばそれは、新聞紙、雑誌、ポスター、書籍、チラシなど、いわゆる『紙に印刷された広告』のことです。一方近年ではパソコンやインターネット、SNSなどの発展により、情報がデジタル化された『電子公告』と呼ばれる媒体も広く普及し始めました。

広告産業だけでなく、その他様々な企業、産業においてペーパーレス化が進んでいる中、こうしたデジタルの発展により、今後紙媒体の広告市場はどうなっていくのでしょうか。

今回は、紙媒体広告のメリットデメリットから、紙媒体の広告のデジタル化はどのくらいの必要性があり、重要視されているのかという点について解説してまいります。

紙媒体の広告市場

下記の図は、電通が2108年に行った媒体別広告費用の調査です。 出典:https://www.dentsu.co.jp/news/release/2019/0228-009767.html

これを見ると、2018年の総広告費は持続する緩やかな景気拡大に伴い、通年で前年比102%となっています。ただし、媒体別にみますと、 「新聞広告費」(前年比92.9%)、 「雑誌広告費」(同91.0%)、 等と、紙媒体の広告が若干数ずつ減少傾向にあることがわかります。一方で、インターネット広告費用は116%を示すなど好調で、その他、交通広告やPOP、展示、映像などは増加傾向にあります。

紙媒体の広告のデジタル化

中でも新聞や雑誌に関しては、それらの紙面とデジタルの連動が顕著に表れてきており、無購読層との新たな接触を図る施策が活性化しています。実際、新聞を購読するのをやめて、スマホやタブレット等で見ることができる電子新聞を年単位等で購読しているという方も増えてきているようです。

また、はがきDXや折込チラシ等は、SNS広告等変化していっています。SNSを見ていると、『PR』や『広告』などとして、タイムラインに表示されるといったご経験をされたことがある方もいらっしゃるでしょう。 それがいわゆるチラシ等の紙媒体の広告のデジタル化です。 今後はますますデジタル化への意向が強くなっていくことが予想できるでしょう。

紙媒体広告のメリット

このように、市場自体はデジタル媒体と比べて年々減少傾向にある紙媒体の広告ですが、インターネットが普及して、スマホから簡単にニュースを見ることができたりするようになってからも、毎日新聞をとり続けているご家庭や、雑誌を購入しているという方も少なくないのではないでしょうか。 それは一体なぜなのでしょう。 まずは、紙媒体の広告のメリットからご紹介していきたいと思います。

情報の一貫性の高さ

まず、紙媒体の広告のメリットとしてあげられるのが掲載されている情報の一貫性の高さです。紙媒体のチラシや雑誌の多くは一貫性があり読者の実益となる情報が多いため、媒体がターゲットにしている属性に対して、直球で情報を提示することができます。

保管性、記憶への粘着性

特に雑誌などは集めている方も多いかもしれませんが、紙媒体ですと保管性に優れていたり、それゆえ記憶への粘着性が高かったりというメリットもあげられます。インターネット上にブックマークをしていたとしてもそのサイトがどこへいったのか行方不明になってしまう場合もありますが、紙媒体の雑誌や書籍などであれば捨てていない限り数年後も見返すことができます。

紙媒体広告のデメリット

とはいえ、近年では電子公告においても一貫した情報をユーザーに届けたり、ブックマークから検索することで時間がたっても同じサイトを見返すことは可能になってきました。

ここからは紙媒体のデメリットをご紹介していきましょう。

情報の即時性がない

紙媒体の広告などは情報を受け取ってからライターが記事を書き、修正などが入ってから、印刷、出版という手順を踏みますので、どうしても情報のリアルタイム性は欠けてしまうのが欠点です。 災害のニュースなど、1分1秒で状況が変わってしまうような情報配信に関しては紙媒体は特に不向きであるといえるでしょう。

情報量に制限がある

更には、紙媒体は1ページに記載できる情報量は必然的に決まってくるため、1つの媒体に対して掲載できる情報量が制限されてしまいます。そのため、情報の取捨選択、コンテンツ編集のセンスが問われてきます。

修正の難しさ

それから、紙媒体の広告は一度出版してしまうとなかなか修正するのが難しいため、何度も記事の確認に入らなければなりません。ただ一度人の手にわたってしまうと訂正情報を届けることが困難であることから、情報の『信頼度』につながっているとも言えます。

情報拡散力が低い

SNSなどは特に、共有の機能があるために良くも悪くもすぐに情報が拡散され、多くの人に情報を届けることが可能です。時には数分で何万人、何十万人の人に読まれることもあるほどですが、これに対して紙媒体は電子デバイスを持たない人への情報拡散は有効的である者の、拡散力が低いのが欠点です。

正確な反応率の検証が難しい

また、紙媒体の広告は、その広告からの反応がどれくらいあったかなどを分析し、次回以降のマーケティング戦略として活用するということができません。紙媒体の広告は印刷費などに多大なるコストをかけているはずですが、それに対する反応率の検証が難しいということです。クーポン付きの広告やはがきなどを発行するなどしなければ、正確な数値を知ることはほぼ不可能でしょう。

紙媒体広告の訴求力はどのくらいあるのか

では、紙媒体の広告には一体どのくらいの訴求力があるのかという点について解説していきます。

広告を出す際は、まず、 視認率を上げること、そしてさらにそこからお問合せが来たり、店舗への流入を促したりなど、反響率を上げることが重要になります。ただし、仮に不特定多数向けの折込チラシを10,000枚配布した場合、反響は1人~30人ほど、つまり、折込チラシの反響目安は、0.01~0.3%程度と言われているということです。折込チラシは、ターゲットの住宅等にそのままポスティングするチラシなので、捨てるにしても必ずと言ってよいほど目にはするはずです。

それでいて0.01~0.03%程度にとどまるということは、街中に貼り出されているポスター等は、歩いている人から見られ、そしてさらにそこから反響を得られる率といいますと、ほぼ0に近いということがわかるのではないでしょうか。

印刷費用をかけ、人件費をかけ、いろいろなところに貼り出しをしても、あまり訴求効果を得られていないということです。

デジタル広告の必要性について

と、ここまでに紙媒体のメリット・デメリット・広告媒体からの訴求効果について、ご紹介してきましたが、紙媒体の広告では情報があふれているあまりに、埋もれてしまったり、街中などでは視認率が高くないということがわかりました。

尤も、広告においては『視認率』や『訴求力』を上げるのが重要であるわけですが、そこで利用できるのが『デジタル広告』です。前述にも申し上げましたが、年々徐々に減少傾向にある紙媒体の広告と対照的に、電子広告は市場を拡大していっています。電子広告は紙媒体の広告と比べてLED証明で放映されるため、視認率の向上や、高い訴求力が期待できるのと、貼り出しなどの人件費削減や貼り替え作業等の業務効率化が期待できるというメリットがあります。

特に最近では、デジタルを利用し世の中をますます便利にするという『スーパーシティ法案』が可決されたり、企業の中でも積極的にITシステムを利用して業務効率を行う『DX(デジタルトランスフォーメーション)』などが注目されていたり、デジタル化への意向がさらに強まってきているとされています。今後、このような世の中の様々なデジタル化の取り組みの中で、ますますペーパレス化、業務効率化が叫ばれていくようになることが予想されます。

世の中全体の『デジタル化』『電子化』への意向も、広告のデジタル化の重要性を示しており、ましてや今後はデジタル広告でないと見向きもされなくなるといった現象が起こことになるかもしれません。

「デジタルサイネージ」の活用で広告のデジタル化貢献

近年、広告のデジタル化ができる媒体としても注目を浴びているのが、「デジタルサイネージ」です。広告を出稿するにあたり、自社の店舗内や企業内で広告を出稿することもできます。音声や動画でその場を通りかかった人に訴求を促したり、SNSとの連携でユーザーとコミュニケーションを図り、商品の売れ行きや公告に対する費用対効果も分かりやすくなったり、発信後の修正も簡単に行え業務の効率化にも繋がっています。 また、紙媒体のデメリットが電子媒体を使用することで、メリットへと変わっていくことも、電子媒体で発信する魅力の一つです。

例えば、タッチパネル式のデジタルサイネージを設置し、お客のニーズを探る事も できます。 分かりやすく例えると、スマホの検索をして情報を得るように、タッチパネルでこれを再現します。 そうすることで、ユーザーの求めているニーズを可視化し、より効果的な広告の在り方やニーズに応える!というものです。

SNSなどの共有機能やQRコードを加えることで、より多くの方へ届ける拡散力も発揮しますし、ニーズが分かることで、何を発信したらよいのか、コンテンツ内容の検討材料にもなり、コンテンツ内容の充実にも貢献します。 更に、コンテンツ内容も、紙媒体のような情報の取捨選択をする窮屈さもなく、配信幅の自由度も増します。

こうした活用の仕方から、交通機関や商業施設やイベント会場などにも活用を広げ、デジタルサイネージは年々普及し始め、2019年の市場規模は749億円にも急増(CCI調査)しています。 電子広告は、”世の中で起きていることに対して、すぐに対応できる”といった点においても紙媒体と比較すると、情報配信に向いていることが分かります。効率よくターゲットに訴求できる媒体としても、今後の広告市場の伸びに大きく貢献していくことでしょう。

まとめ

このように、広告媒体も形を変えていく中、ウェブと提携したり、広告自体を電子化しなければお客からの高い反応率や、より効果的な訴求は行うことができないといえるでしょう。

特に商品自体の特徴が細分化され、広告で狙うターゲットが複雑になる昨今では、広告プランニングの際に、リーチの観点だけではなく広告の『役割』といった観点からもコンテンツ作成を検討することが重要になると考えられます。現状の広告メディアの選定を行うことや、クリエイティブの方向性を見直すことで、より強い広告効果を引き出すことが可能になるのではないでしょうか。

弊社では電子公告に関するお問い合わせを受け付けておりますので、ご興味のある方はぜひ一度お問い合わせくださいませ。

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