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デジタルサイネージとAi(人工知能)の融合

デジタルサイネージが様々場面で活用されることは、これまでの記事でもご紹介してきました。しかしそれは、集客や宣伝など単純なものだけではなく、最新技術を利用したデジタルサイネージの活用も広がってきています。

その中の1つとしてあげられるのがAi(人口知能)との融合です。本記事ではデジタルサイネージにおけるAiの活用例などをご紹介していきたいと思います。

Aiとはなにか

そもそもAiとはArtificial Intelligenceの略で、人工的に作られた新しい知能をもつ実態をさします。これを人工知能やAiと呼び、近年ではあらゆる分野での活用が広がってきています。

・Aiの種類

Aiには、1つのことに特化したものと、幅広くなんでもできるものと二つの種類が存在します。 一般的に、1つのことに特化した人工知能を『特化型人工知能』、幅広くなんでもできるものを『汎用人工知能』とよばれており、それぞれ前者を弱いAi、後者を強いAiという枠組みで表されることもあります。

・Aiにはどんなことができるのか

Aiは、言語や音声、映像を認識したり、それらのデータをもとに制御や推論をしたりすることができます。 身近なところで例えれば、通販サイトなどのおすすめ表示などもAiを活用した機能です。このような機能は、様々な分野におけるバッグエンド的な存在として今後活躍していくことが期待されています。

Ai機能を活用したデジタルサイネージ

前述のように、Aiは、言語や音声、また映像を認識し、それらのデータをもとに推論をすることが可能です。これらは、あらゆる分野において、スタッフ教育であったり、集客であったり、人間の労働や生活を助けるものであると認識されています。 そして、この、Ai機能を搭載したデジタルサイネージの活用が今後ビジネスで幅広く活用されることが予想されているのです。

・顔認識と推定技術を活用したデジタルサイネージ

既存のデジタルサイネージにも搭載されている代表的な例として、顔認識や、推定技術などがあげられます。 例えば、タクシーの後部座席に座ったとき、近隣地域の大学や病院などの広告が開示されているのを目にしたことはありませんでしょうか? ここにすでに、デジタルサイネージが活用されている例があり、ディスプレイの前に座った人の推定の年齢や性別などカメラから認識し、そのターゲットに合わせた広告を放映することが可能になっています。 更に近年では年齢や性別だけではなく、表情から喜怒哀楽を推定できるようになってきており、従来よりバリエーション豊かな販促ができます。

・音声認識を活用したデジタルサイネージ

音声認識のできるAiといえば、グーグルホーム等がよく知られているものではないでしょうか。グーグルホームでは、『明日の天気は?』と聞くと、『明日の天気は晴れです』などと応えてくれます。このようなグーグルホームをはじめとした従来のAiにおける音声機能では、単語でしか音声を認識することができませんでした。

しかし、最近では、文章で認識ができるAi機能が増えてきています。 このことにより、デジタルサイネージを利用して、外国人観光客の問いかけに対して適切な対応ができるようになったり、コミュニケーションをとることができるようになりました。

・Aiを搭載したロボットのデジタルサイネージ

Aiを搭載したロボットの中でもショッピングモールなどで目にするのが、2014年にソフトバンクが開発した『pepperくん』です。 pepperくんは、人の感情を認識するロボットで、世界ではじめて量産された人型ロボットでもあります。 簡単にいうと、高スペックなパソコンと、多くのセンサーがついているロボットであり、看板的な役割だけでなく、販促や案内を行うことも可能です。

従来のデジタルサイネージにおける広告は、ターゲットを絞った販促や、効果が得られるような場所へ設置することが求められてきました。 しかしながら、pepperくんのようなAi機能を搭載したロボットのサイネージであれば、場所などの制限なく、ターゲットに対して適切な広告を提示したり、案内を行ったりと、目の前にいる人にリアクションをとることが可能になります。

実際、ソフトバンクショップでしかpepperくんはお目にかかれないのでは?と思われがちですが、実はそうではありません。 JR東日本は2018年5月、東京駅構内にpepperくんを設置したことで利用者と対話しながら構内案内を行わせることに成功しました。

このようなロボットサイネージは、今後無人化していくと予想されているスーパーなどの店舗や、観光案内所、ホテル等でますます役に立ってくると言えるでしょう。

Aiを搭載したデジタルサイネージの活用事例

上記のように、Aiとデジタルサイネージを融合することで、今後新たに販促の幅を広げたり、新しいビジネスの誕生を促進させたりすることが期待できます。 それでは、先陣を切ってAiを搭載したデジタルサイネージを導入している店舗の活用事例について詳しく見ていきたいと思います。

・着こなしや評判をおすすめしてくれるサイネージ【GU】

2017年にリニューアルオープンしたGU横浜港北ノースポート・モール店では、店内6箇所に設置されたデジタルサイネージ『オシャレナビミラー』の前に立つと、該当の商品情報や、スタイリング例などが鏡上に表示されます。 これは俗にいうミラーサイネージと同様のデジタルサイネージであり、目の前にたった顧客に対して圧倒的に訴求力をあげるものであるとして期待されています。

更に、顧客がサイネージの前でセンサーに向かって手をあげると、その商品を購入したユーザーのレビューも見ることが可能です。顧客は、デジタルサイネージに表示されたスタイリング写真や、他の購入者のレビューを参考に、選んだ商品が自分に合っているかを確認することができます。

このように、デジタルサイネージの前に立つ顧客とのインタラクティブなやり取りを可能にすることで、従来のようなポスターを貼りだしたり、単に広告映像を流すよりも高いマーケティング効果を目指していると言います。

・Aiで店舗案内し、視覚認識で広告への切り替えも可能【イオンモール】

イオンモール松本、イオンモール甲府昭和ではそれぞれ自動案内サービスを組み込んだデジタルサイネージを2017年に導入しています。 デジタルサイネージの前にたった顧客の視覚や視線を認識し、広告の切り替えを自動的に行うことができることから、ターゲットを絞った販促が可能です。

また、イオンモール幕張新都心は2018年、Aiサイネージとpepperくんを利用してイオンカードの入会受け付けを行うという実証実験を行いました。イオンカードの入会受付カウンターにAI(人工知能)を搭載したサイネージと2台のPepperくんを用意し、無人のカウンターでお客様の案内をするのが、この実験の概要です。 商品に興味を持ったお客に対してpepperくんがイオンカードの入会受付カウンターまで案内をします。また、利用されるサイネージはミラー型のサイネージになっており、お客が目の前に立つと年齢や性別などを認識しすることで、それぞれのお客に対して最適な商品の提案が可能になったといいます。

イオンモールは今後、このようなAiサイネージやロボットを活かして、店舗の無人化も検討しているのだそうです。

まとめ

海外では、すでにAiやキャッシュレス等を利用した無人コンビニや無人スーパーが実用化されています。 日本でも、東京オリンピックにおいては施設案内や観光所案内等をデジタルサイネージを利用して行うという施策も検討されています。特に外国人観光客とのやりとりにおいて、Ai機能を活用したデジタルサイネージでのコミュニケーション活動は有効的であるといえます。

今後、Ai機能はますます発達していくと予想されており、それらを活用したサービスも更に増えていくことで、さらなる利便性の向上が期待できます。

新たな技術を搭載したAiサイネージやpepperくんなどのロボットは、今後導入していく店舗は増えていくことでしょう。

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