Withコロナ時代はゴルフがアツい!?ゴルフ練習場におけるデジタルサイネージの活用方法
新型コロナウイルスの感染拡大が取り沙汰されているなか、2020年1月8日には、東京都を中心とする関東4県において緊急事態宣言が再発令され、世間では緊張感が高まっています。
全国的にも外出の自粛が求められている昨今ですが、近ごろでは若年層を中心に、コロナ時代における新たなレジャー体験の一つとして「ゴルフ」の価値が見直されつつあるようです。
今回は、コロナ禍におけるゴルフ練習場の主要ターゲットの変化や、練習場の運営や広告の訴求に効果的な「デジタルサイネージ」の活用方法を中心に、わかりやすく解説を進めていきます。
コロナ禍のいま、若年層のゴルフが流行?
そもそも「ゴルフ」と聞くと、一般的には40代〜50代の愛好家が多い「紳士のスポーツ」というイメージが強くありますが、近ごろでは20代〜30代を中心とする若年層の利用者が増えているようです。
ゴルフ関連のインターネットコンテンツを提供する「ゴルフダイジェスト・オンライン(GDO)」の調査によると、若年層におけるゴルフ場の予約数が、コロナ禍に突入してから前年比で約2倍にまで増加するなど、ちょっとしたブームになりつつあります。
なぜゴルフがアツいのか?
では、ゴルフ練習場の個人利用者が増加している背景としては、一体どのような要因が挙げられるのでしょうか。
新しい生活様式の普及
まず、一つ目の要因としては、リモートワークを採用する企業が増加したことで余暇時間が増えたことや、外出先として人混みが避けられる場所が好まれるようになったことなど、近年になって「新しい生活様式」が普及したことが挙げられるでしょう。
ソーシャルディスタンスが容易
続いて、二つ目の要因としては、ゴルフというスポーツは、静的かつ屋外の広大な空間でプレーするスポーツであるため、感染予防対策の一環としての「ソーシャルディスタンス」の実施が比較的容易であることが挙げられるでしょう。
在宅過多によるレジャー需要の増加
最後に、三つ目の要因としては、新型コロナウイルスの流行によって、スポーツやレジャーを含む外出行為全般が大きく制限されるようになり、健康やリフレッシュを目的とする「レジャーの需要」が増加したことが挙げられるでしょう。
ターゲットの変化にともなう新たな現場課題
若年層の新規利用者が増加したことなどは、ゴルフ練習場にとっては間違いなく嬉しいニュースの一つであると言えるでしょう。
しかし、それにともなって、従来までは露見していなかった新たな施設運営課題なども散見されるようになりました。
- ・感染症対策で通常業務に支障が出ている
- ・若年層向けのゴルフコンテンツがわからない
- ・レンタルクラブの破損事故が増加してしまった
- ・未経験者へのルール説明に時間を取られてしまう
以上の事例はほんの一部に過ぎませんが、少なくとも、新規の利用者が増加したことによって、実際の現場では新たな施設運営の課題に直面していると言えそうです。
ゴルフ練習場におけるデジタルサイネージの活用方法
ここからは、上記のような課題の克服に役立てることができるデジタルサイネージの活用方法をご紹介いたします。
初心者向けのコンテンツを配信する
まず一つ目は、デジタルサイネージを用いて「初心者向けのコンテンツを配信する」という活用方法が挙げられます。
大型の液晶ディスプレイに初心者向けの利用案内やルール説明などのコンテンツを配信することによって、新規利用者への説明に取られる時間を短縮させることができるため、人員の不足や業務の効率化などに大きな効果を期待することができます。
若年層向けのコンテンツを配信する
続く二つ目は、デジタルサイネージを用いて「若年層向けのコンテンツを配信する」という活用方法が挙げられます。
ゴルフクラブやトレーニングウェアなどの関連グッズの広告はもちろんのこと、若年層をターゲットとしたコンテンツを複数配信することによって、居心地の良い空間構築やリピーターの獲得などにも大きな効果を発揮します。
デジタルサイネージは感染症対策にも効果大
デジタルサイネージは、動画コンテンツの配信や関連商品の広告掲出だけではなく、新型コロナウイルスをはじめとする感染症の対策ツールとしても、絶大な効果を発揮します。
NETDOOR株式会社から提供されている『D-SIGN Clean(ディーサインクリーン)』は、最先端AI(人工知能)と連動した、体温測定機能つきのデジタルサイネージ端末です。
>デジタルサイネージで検温と消毒が実現?話題のコロナ対策を紹介!
対象の検温機能はもちろんのこと、ソープディスペンサー機能や測定結果のアラート機能などが搭載されているため、体温の計測と手洗い消毒の両方を、デジタルサイネージのみで完結させることができます。
また、最新のAI(人工知能)システムとの機能連携によって、施設従業員の勤怠管理システムとしても利用することができるため、感染症の対策予防や現場生産性の向上などにも、大きな効果を見込むことができるでしょう。
>アフターコロナの必須アイテム?消毒検温機能つきのデジタルサイネージ3選!
まとめ
今回は、コロナ禍におけるゴルフ練習場のターゲットの変化や、練習場の運営や広告の訴求に活用することができる「デジタルサイネージ」の活用方法を中心に、わかりやすく解説を進めてきました。
外出自粛が続く昨今ですが、リモートワークの採用による余暇時間の増加から、近年ではレジャーやスポーツなどの娯楽の価値が、再び問われる時代に突入しています。
ゴルフ練習場への広告配信を活用することによって、従来からの既存ターゲットだけではなく、若年層への効果的な訴求にも大きな効果を見込むことができるため、積極的な導入を検討してきたいところですね。
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