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デジタルサイネージとSNS連動で新たな顧客体験を

デジタルサイネージとは、主に広告案内の情報配信として、近年では普及している電子媒体です。大小さまざまなディスプレイがあり、タクシーの後部座席や、マンションのエントランス、その他、駅などの壁面を利用した巨大なディスプレイを設置したり、と様々な場所で多く見られるようになりました。 また、SNS(ソーシャルネットワーク)はスマホの普及に伴い、多くのユーザーを抱えているコミュニケーションツールです。 この2つを連携させることによって、すでに新たな顧客体験が生まれており、ビジネスシーンでも活用されています。 そこで今回は、デジタルサイネージとSNSを連動させることで、実際にどういったことができるのか、具体的な技術や事例などもご併せて紹介致します。

SNSの市場について

近年、SNS(ソーシャルネットワーク)は「twitter」「Instagram」「Facebook」などと種類も多く、それぞれ好みのものを取り入れ、情報発信や情報交換に使われています。 そもそも、日本でのSNS(ソーシャルネットワーク)の始まりは、2004年の「GREE」や「mixi」をきっかけに少しずつ浸透し始め、現在では多くのユーザーが利用されています。2020年6月時点で公表された(月間ユーザー数)データによる、SNSの国内での利用者数は、以下の通りです。

LINE:8400万人 twitter:4500万人 Instagram:3300万人 facebook:2600万人 TikTok:950万人 LinkedIn:200万人

この数字からも分かるように、実に多くのユーザーが利用されていることが分かります。ちなみに、最近は若者によるLINE離れがあるようです。その理由には、コミュニケーションが活発すぎてしんどい、といった理由やtwitterやInstagramの画像を元に、DM(ダイレクトメッセージ)にてコミュニケーションをとる方が多くなってきた!といったものがあげられています。そうした背景から、文章だけではなく、画像や動画でコミュニケーションを図る時代も、徐々に出てきているように感じます。

デジタルサイネージとSNSの連動技術

コミュニケーションを図れる、といった面では近年話題になっている「デジタルサイネージ」があります。「デジタルサイネージ」は、SNSと同じ様にネットワークと連携することによって、リアルタイムで新しい情報を配信できるデジタル媒体です。では、この「デジタルサイネージ」とSNSの連動から生まれる技術は、どういったものがあるのか、以下5つをご紹介致します。

・「FLOW」 ・「BILLBOARD」 ・「チームラボカメラ」 ・「FaceLook」 ・「SNS board」

「FLOW」

「FLOW」は、株式会社インセクト・マイクロエージェンシーが開発したSNS連動のソフトウェアです。 Instagramなどにアップロードした画像を、デジタルサイネージと連動して、サイネージ上に表示できる技術です。使い方も簡単で即時に画像が反映されます。 例えば、スクエア型のサイネージに、その画像を反映させれば、まるでおしゃれな雑誌や絵画を飾っているかのような、素敵な空間を演出することもできます。また、ページをめくるかのように次々と画像を放映することもできます。

「BILLBOARD」

「BILLBOARD」は、株式会社テックリンクが開発した、SNS連動のソフトウェアです。同じネットワーク内にあるパソコンやスマホから操作し、反映させることができる技術です。クラウド上で管理されているので、SNSの表示割合を調整したり、ハッシュタグでユーザーの投稿や好みを分析できます。

「チームラボカメラ」

「チームラボカメラ」は、チームラボが開発した、SNS連動型のカメラ技術です。 デジタルサイネージに、チームラボカメラを搭載することによって、デジタルサイネージ上で写真が撮れます。撮った写真を、落書き機能を使いながら楽しめる技術も盛り込まれています。その場で加工を加えられる、例えるならば、プリクラのような感覚で手軽に楽しめるものです。また、非接触で操作ができ、アイテムが飛び出したり、顔が変身したり、インタラクティブ(双方向)な動きのあるフレームで撮影を行う、といったものです。 もちろん、SNS上へも拡散できるので、リアル空間の盛り上がりを配信することで、プロモーション効果も期待されています。

「FaceLook」

「FaceLook」は、コカ・コーラ社が開発した、SNS連動型のデジタルサイネージです。「FaceLook」は、専用の認識カメラが搭載されていることによって、顔を認識後Facebookにアップロードできる技術です。現在、コカ・コーラの促進用のサイネージとして、世界各国で活用されています。

「SNS board」

「SNS board」は、SEC株式会社が開発した、SNS連動型のデジタルサイネージです。このデジタルサイネージ付近で、SNS(twitter、Instagram、YouTube、Instagramなど)を利用すると、その利用しているSNSが、サイネージのディスプレイ上に反映される技術です。普段からよく利用されているSNSに対応していることもあって、利用者も今後増えていくことが予想されます。

以上5つをご紹介しましたが、こうした技術は日々進化を遂げており、今後も更に展開されることでしょう。

広告におけるSNSの重要性とは

本記事内の「SNSの市場について」でも触れたように、人々がSNS(ソーシャルネットワーク)を必要とすると同時に、ビジネス展開でもその重要性は高まってきています。具体的などういったものなのか、以下4つをご紹介致します。

①リアルタイム性がある ②重要情報が詰まっている ③トレンドが分析できる ④災害時などに役立つ

①リアルタイム性がある

SNSの特徴の一つとして「リアルタイム性」があります。SNSユーザーが、その時々に感じたことや写真を発信する、といったことが一般化し、これをビジネスに活用することで、タイムリーなビジネスを展開することができています。 また、SNSには「拡散力」が高いというのも特徴の一つです。 広告の宣伝に活用することで、多くの人の目に触れることができ、紙媒体などに比べると確実性もあります。更には、口コミによって商品が劇的に売れ始めたり、人々の情報交換によっても、大きく売り上げも左右されています。

②重要情報が詰まっている

先にも述べたように、SNSユーザーが随時感じたことなどを拾い集めていくと、今流行りのものだとか、商品やサービスを実際に使ってみた感想などを知ることができます。また、そこには大きなヒントが隠されている場合もあります。 実際に、現地に訪れて調査するのも良いですが、こうした多くの人の意見を客観的に分析することで、新商品の開発や改良に役立つというものです。 中でも、SNSから生まれた商品には、「MAYO+~」というシリーズがあります。 これは、マヨネーズと、様々な調味料を混ぜて作られたものなのですが、シカゴやブルックリンなどの東海岸エリアで指示が高く、人気の商品です。 このように、商品開発の面でも、ユーザーの声を参考にする、といったものは今や当たり前の過程となっているようです。

③トレンドが分析できる

トレンドというのは、時代と共に変わりゆくものです。そこには、これまで使用したきたもの意外に、何か新しいものを生み出そうといったものや、実際に使ってみて使い心地が良かったり、気温や温度、気候の変化によってもトレンドは変わってきます。そういったものを分析できるのが、日々投稿されているSNS(ソーシャルネットワーク)だったりもします。例えば、近年のWEBデザインの流行りでもある「ダークモード」というものがあります。 これは、従来の白背景に黒文字の背景色とは逆に、背景を黒などのダークカラーに、文字やアイコンを明るい色を使用するものです。InstagramやYouTubeなどの人気アプリにも、採用されており注目され始めています。 このように、SNSはトレンドが続々と配信され、のちに人々の浸透度合いや使用により、トレンド入りとされるものが近年の主流のようです。

④災害時などに役立つ

主に情報交換や、情報発信にSNSは効果を発揮しますが、中でも、実際に災害に遭われた方が、「SOS」を発信し救助されたケースは何件も報告されています。 どこに連絡したらよいか分からない、といった不安の中から、SNSを通して自分の危機的状況を配信すると、それを見たユーザーが応援を呼んでくれたり、消防の方から直接連絡があったり、と災害時にも絶大な効果を発揮します。

以上のことからも分かるように、SNSはただ楽しめるものだけではなく、広告ビジネスや時には命を救ったりと、現代には欠かすことの出来ない、重要なコミュニケーションツールでもあるのです。

デジタルサイネージとSNS連動の事例

続いて、デジタルサイネージとSNSを連動した事例を、以下2つご紹介致します。

「RoomClip」

「RoomClip」は、ユーザーが実際に住んでいる部屋やインテリアを紹介する、日本最大級の住まいとインテリアの写真投稿サービスです。 投稿されている写真は、400万枚以上にも及び、ユーザー同士でインテリアの参考にしたり、使ってみて良かったアイテムなどを紹介しています。 また、デジタルサイネージとSNS(ソーシャルネットワーク)を連動し、滞在時間の長い美容サロンなどに設置することで、お客の隙間時間を活用し情報を配信しています。 スタイリングが完成する間に、こういった情報を得られることで退屈せずに済むばかりか、実際に「RoomClip」を見たお客が、ユーザーになってくれることも考えられます。今後は、2021年3月までに、全国で約3000店の美容サロンに18000台のデジタルサイネージを設置し、月間で約180万人へのリーチが予想されています。

「Lemon&Orenge」

「Lemon&Orenge」は、ポーランドの企業が開発した、SNSと連動したソフトウェアです。「コカ・コーラ社」とコラボし、デジタルサイネージとSNSを連動させ、インタラクティブ(双方向)な展開で人々を楽しませています。 例えば、あるボウリング場にて、スナックを楽しもうと席に着き、自撮りした写真をSNSを通して投稿すると、目の前にあるデジタルサイネージ上で、ちょっとしたゲームに参加する、というものです。更に、ゲームのポイントで飲み物やスナックがGETできたりもします。自分のスマホがコントローラーにもなるので、リアリティが追及され、より楽しめる工夫がされています。

この2つの事例からも分かるように、デジタルサイネージとSNSを連動させることによって、単なる広告としてだけではなく、新たな顧客体験ができる、エンターテイメント性の高いものになってきています。

まとめ

デジタルサイネージとSNSを連動させることで、これまで体験できなかった世界に触れ、人々を楽しませ、そして日々の生活にも潤いをもたらせてくれています。 そして、SNS(ソーシャルネットワーク)とデジタルサイネージの共通点でもある、情報配信というツールの中で、お互いの良さを合わせることで、ビジネスシーンにおいても、今後更なる展開を魅せてくれることでしょう。 また、顧客が自分事化して取り入れていけるよう、企業側も工夫を凝らしていく必要もありそうです。 自社独自の情報を、楽しみながら顧客へ配信できるよう、取り組んでみるのも良いかもしれません。 デジタルサイネージの気になる特徴なども踏まえ、ご相談やお悩み等がある方は是非一度何かありましたらサイネージモンスターまでお問合せ下さい。

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