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タクシーの車内にサイネージ広告を出稿するメリット・デメリット

全国のタクシーの台数は国土交通省の調べによると、24万3247台(平成25年3月末時点)にも上ります。 また、タクシーの乗車利用時の平均時間は、日本交通の調べによると、平均して18分間タクシーに乗り移動していることが分かりました。 公共交通であるタクシーは、「動く広告」としてマーケティングに活用できるとし、近年注目され始めています。

そこで今回は、タクシーの利用時間に効率的に宣伝できる、デジタルサイネージを車内に設置し、広告を出稿するメリット・デメリットをご紹介致します。 その他、事例も交えながら紹介していますので、参考にご覧下さい。

タクシーなど交通サイネージとは

交通サイネージとは、タクシーや電車の中、車体の側面等に、紙媒体等で何らかの広告を張っているのを見かけたことはあるかと思います。 この、紙媒体の広告に変わり、動画等で効率的に訴求できる、デジタル媒体がこれにあたります。動画は、画像より理解しやすいという点でも、人気があり中小企業や商業施設・学校等と幅広く利用されています。 特にタクシーの場合は、乗客の目の前で訴求できるとあって、近普及し始めています。

タクシーサイネージの事例

概要でも触れたように、「動く広告」として注目され始めているタクシーは、各社新しい取り組みをスタートさせているようです。ここでは、三つご紹介致します。

タクシー広告の新形態『株式会社ベクトル』

一つ目は、タクシーの後部座席後ろに設置したデジタルサイネージにて、動画等でお客に広告を放映した後、運転手から手渡しでサンプリングを渡す、といった新形態の広告の仕方を発表した、PR会社の『株式会社ベクトル』の取り組みです。

この取り組みは、2019年7月~9月分の広告枠の販売という事で開始され、サイネージ設置台数は1万台、サンプリングの内容は、エナジードリンク・トイレタリー製品・ケース付き付せんセット等です。

実際に貰ったお客の感想は「まさか貰えるとは思ってみなかった」といった驚きや「嬉しい」といった感想でした。更に、サンプリングと一緒にアンケートも入っており、アンケートに答えると図書カード等が抽選で貰えるという事もあり、返送率もこれまでより一番良かったそうです。 更に、SNSにも「貰った!」と写真付きで投稿し、大きな反響もあったようです。 10000個ものサンプルを提供する場合、人間が直接動いて渡すより、営業しながらサンプルも配布できるともあり、100台で1日30人づつ配るだけでも、2週間足らずで配れる計算です。 企業側にとっても、商品の感想を聞けるとあり、手ごたえを感じたようです。 また、デジタルサイネージに搭載されたAi(人工知能)で、顔認識し、年齢・性別にあった商品を宣伝できるのも、デジタルサイネージの魅力の一つでもあります。 こういった点を最大限に活用した事例であったかと思います。

お客とのコミュニケーションが可能『JapanTaxi株式会社』

二つ目は、700万ダウンロードを超え「配車アプリ」で注目を集めた『JapanTaxi株式会社』の取り組みを紹介します。 「配車アプリ」とは、タクシーの手配から予約、タクシー料金の支払いに至るまでできる、とても便利なアプリです。 このアプリがあれば、わざわざタクシーがいそうな大通りにまで出る手間もなく、スマホから指先一つでタクシーが来てくれると、大きな反響を呼んでいます。

タクシー内には、デジタルサイネージを設置し、こうしたお客とのコミュニケーションを可能にしています。デジタルサイネージの特徴として、どこにいても通信可能・大量のサイネージを一括管理できることから、「配車アプリ」と連動させ、お客向上サービスに役立てられています。 更に、サイネージ上のQRコードを読み込むことで、例え予約車でなくとも、近くに偶然いた同じ『JapanTaxi株式会社』のタクシー会社なら、どのタクシーでもスムーズなお支払いが可能です。

実際に乗車したお客は、「日時を指定できて便利」「時前にネット決済を行っているから支払いが楽!」といった意見がありました。 一度登録すると、次からも支払いが楽ですし、その他豊富な支払い方法が選択でき、小銭を出す煩わしさから解放されているようです。

デジタルサイネージを設置することで、スムーズな乗車・お支払いを実現させることでタクシーに感じていたこれまでのストレスが、一気に解放された事例でした。

1か月の配信で40件ほどの問い合わせに繫がった

三つ目は、ある企業向けソフト開発会社が、広告を配信するタクシー会社の利用乗客が、経営層など意思決定権を持った方が多い事に注目し、わずか1か月の広告配信で、40件もの資料請求というアクションを起こした事例です。

広告内容は、流行の「就活」を意識した会員制向けの広告です。 生前に相談をすることで、遺族への希望や希望通りの葬儀を行うものや、葬儀で起こりやすいトラブルなどを紹介した動画です。 誰もが直面するものとあって、トラブルの回避方法や、地域密着性をアピールした結果、問い合わせや資料請求が続き、高額契約に結びつけたそうです。

街中では気にかけない広告も、タクシーという空間は、目に留まりやすいマーケティングには適した環境でもあります。 また、経営者層へダイレクトに訴求できた事も、成功の鍵となったかと思います。

タクシーサイネージのメリット

続いてはタクシーならではの空間だからこそ、訴求できる広告出稿のメリットをご紹介します。

①広告が自然と目に入る ②ザイオンス効果が期待できる ③ 経営者や富裕層にダイレクトに訴求することができる

①広告が自然と目に入る

概要でも触れたように、タクシーの利用時間の平均は18分です。 中には、3分~5分という時間もあるでしょう。その乗車している時間を有効活用し、効果的に広告を出稿することができます。 3分と言えども、タクシーの中では意外と長い時間に感じられるものです。 また、お客の目の前に動画を流すだけで、自然と目に入りやすいといった点からも、広告出稿するには、絶好の空間です。静かにして欲しい時には、消す事もできますのでお客に配慮しながら、伺ってみるのも良いでしょう。

ちなみに、タクシーに乗っている時のお客側の悩みとして、タクシーマガジンの調査では、「タクシー運転手との会話が苦痛」といった結果があがっています。 逆に、「運転手と会話をしたい!」といった方もいるようです。 ですが、どちらのパターンにせよ、間に動画が流れるデジタルサイネージを設置することによって、宣伝広告をすることはもちろん、運転手とお客の間にワンクッション置くことができ、どちらも精神的に楽になるのではないでしょうか? せっかくのタクシー利用ですから、ストレスなく乗車したいものです。

②ザイオンス効果が期待できる

ザイオンス効果とは、同じ人やもの等に対して好印象を持つ効果のことです。 日本では、「単純接触効果」と呼ばれています。 例えば、テレビCMのように短時間・短期間であっても同じ商品を宣伝広告し、何度も商品と接触させることによって、親しみを持って貰える事があります。 長期的に宣伝するよりも、短時間で集中的に宣伝する方が良い結果が生まれるというものです。 特にタクシーの場合は、他の情報が遮断された空間の中ということもあり、音や動画を受け入れやすく、この効果を発揮しやすい場所でもあります。スマホを見る方もいるかと思いますが、サイネージは音でも訴求しますので、耳は自然と広告を聞くようになります。 都市部のタクシー利用者の中には、差はあるものの、ビジネスマンや会社を経営しているお客も多く、そういった経済力・購買力のある層にも効果的に訴求できます。

③ 経営者や富裕層にダイレクトに訴求することができる

3つ目の事例でも触れたように、タクシー利用者の多くは、経営者やビジネスマンまたは、富裕層の方が多いようです。 そういった方への訴求も、タクシーという空間ではダイレクトに訴求できる、といったメリットがあります。 配信内容としては、資産運用や不動産等、富裕層向けのコンテンツを選定すると良いでしょう。 こういった方向けのコンテンツを配信することで、大きな契約が取れる可能性もあります。

タクシーサイネージのデメリット

一方、デメリットは以下のようなものがあります。 ①うるさく感じる ②オフラインでは費用対効果が分かりずらい

①うるさく感じる

デジタルサイネージは、本来は広告を宣伝するものではありますが、乗客により、どうしても密室した車内の中では、デジタルサイネージの音や映像がうるさく感じてしまう場合があります。 静かな空間を作りたいといった場合には、もちろん消すこともできますので、臨機応変に対応されると良いかと思います。 また、デジタルサイネージは多彩なジャンルを放映できますので、その時々の気分で選ぶ事ができるよう、タッチパネル式にするなど、配慮するのも良いでしょう。

②オフラインでは費用対効果が分かりずらい

デジタルサイネージには、オンライン広告(ネットワーク接続)とオフライン広告(ネットワーク接続無し)があります。 オンライン広告は、ネット上のクリック数や、SNS・公式サイト等で効果を測定できますが、オフラインの場合は広告に対して、どれだけの反応があったのかが分かりずらい状態でもあります。

そういった場合は、サイネージ上や分かりやすい場所にQRコードを張るなどして、対策をおすすめします。QRコードは読み込むだけですぐに見れますし、手軽さからお客がスマホに読みとってくれる確立も大きいです。 せっかく広告を出すわけですから、こういった工夫も忘れずに取り組むと良いでしょう。

まとめ

「タクシーの車内にサイネージ広告を出稿するメリット・デメリット」を紹介しました。 タクシーという空間の性質上、広告を注意してみるというより、自然と目に入るという最大のメリットがあり、タクシー広告が見直されています。 紙媒体の広告より、実際にコストが抑えられるのも人気の理由です。 また、デジタルサイネージの魅力を生かした、Ai(人工知能)による目の人に対する広告配信、アプリ連動、防犯対策等、時代の流れに合わせたサービスが実現されています。

広告は、今、配信方法を多様化し選べる時代になっています。 これまでの配信方法では、なかなか売り上げに繋がらないといった方は、タクシーを利用して、広告を配信する事を検討してみると良いでしょう。 デジタルサイネージの気になる特徴なども踏まえ、ご相談やお悩み等がある方は是非一度サイネージサイネージモンスターまでお問合せ下さい。

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